今年度最後の学校公開日でした。午後は、道徳授業地区公開講座として全学級の道徳授業と講演会を行いました。
※残念ながら、今日から3日間3クラスがインフルエンザのために学級閉鎖となっています。
今日は、青空の広がる穏やかな1日でした。
【1年生】
国語で、「お手がみ」を学習していました。がまくんとかえるくんの気持ちを考えていました。
【1年生】
音楽で、「こいぬのマーチ」の曲を聴いていました。耳を澄まして、いろいろな音を聞き分けていました。
【1年生】
算数で、「大きいかず」の授業をしていました。
□の中の数を考えていました。
【2年生】
漢字の学習をしていました。とめ・はね・はらい・おれ・まがりに気を付けながら、「池」「麦」「里」を練習していました。
【2年生】
国語で、「おもちゃ大会をひらこう」の授業をしていました。おもちゃの作り方を説明していました。
【2年生】
体育で、跳び箱遊びをしていました。跳ぶ時のポイントとして、踏切の足・手をつく位置・手の形等がありました。
【2年生】
校庭で、「ボールけり遊び」をしていました。
ボールを蹴って、真ん中に置いた的に当てていました。
【3年生】
国語で、「どちらが生たまごでしょう」の学習をしていました。
リーフレットを班のみんなで協力して仕上げていました。
【3年生】
外国語活動をしていました。
英語で質問して、クラスの好きな色ランキングを作っていました。
【3年生】
総合的な学習の時間で、「昔の道具体験」の授業をしていました。
七輪で火を起こして、お餅を焼いていました。
お餅が、ぷっくり膨らんできました。
保護者の皆さんも、お手伝いくださいました。
【4年生】
図書の時間、先生が本の紹介をしていました。日野原重明さんの10歳のみんなへのメッセージでした。
【4年生】
図書の時間に、「読書発表会をしよう」の授業をしていました。グループに分かれて、本の紹介をしていました。
【4年生】
校庭で、体育をしていました。みんなで準備運動をしていました。
【4年生】
算数で、「小数のかけ算とわり算」の授業をしていました。小数×整数の計算方法を考えていました。
【5年生】
国語で、「ひみつを調べて発表しよう」の授業をしていました。
お互いに発表を見せ合い、アドバイスしてよりよいものにしていきました。
多くの保護者の皆さんが、発表を聞いてくださいました。
【5年生】
図工で、「かくれんぼさんをさがせ」の授業をしていました。擬態を参考に、隠れるものを作っていました。図工室の中には、つくったものがたくさん貼ってありました。
【5年生】
家庭科で、「班で協力して、焼きりんごの調理実習をしよう」の授業をしていました。
リンゴを皮むきした後、小さく切りました。そして、フライパンで焼きりんごにしました。
保護者の皆さんが、ちょっと心配そうに見ていました。
出来上がり・・私もいただきましたが、焼きりんごにすることによって、甘味がさらに増していました。とっても美味しかったです。
【6年生】
算数で、算数卒業旅行の授業をしていました。
「和算を親しもう」の授業で、鶴亀算が出てきていました。
【6年生】
国語で、「日本の文化を考えよう」の授業をしていました。
百人一首を楽しんでいました。
【6年生】
音楽で、合奏の練習をしていました。「6年生を送る会」で披露するそうです。
☆午後は、道徳授業地区公開講座を行いました。
5時間目は、全学級道徳の授業を行いました。(1年3組・2年3組・5年1組は、学級閉鎖中です。)
【1年生】
主題「友達と仲良くし、助け合う」
ねらい「友情・信頼・助け合い 友達同士 仲良く助け合おうとする気持ちを育てる」
資料・教材「二わのことり」
1年1組
1年2組
1年4組
【2年生】
主題「心を形に表す」
ねらい「場に応じ、心のこもったあいさつや動作を心掛けようとする態度を養う」
資料・教材「あいさつで えがおに」
2年1組
2年2組
2年4組
【3年生】
主題「家族愛、家庭生活の充実」
ねらい「父母を敬い、家族と力を合わせて、楽しい家庭を築こうとする心情を育てる」
資料・教材「ブラッドレーのせいきゅう書」
3年1組
3年2組
3年3組
【4年生】
主題「父母の愛」
ねらい「父母、祖父母を敬愛し、家族みんなで協力し合って楽しい家庭をつくろうとする心情を育てる」
資料・教材「ぼくの生まれた日」
4年1組
4年2組
4年3組
4年4組
【5年生】
主題「公共のマナー」
ねらい「公徳心をもって法やきまりを守り、進んで行動しようとする態度を養う」
資料・教材「シンガポールの思い出」
5年2組
5年3組
【6年生】
主題「節度ある生活」
ねらい「自分の生活を振り返り、節度を守り節制に心がけようとする態度を育てる」
資料・教材「流行おくれ」
6年1組
6年2組
6年3組
☆6時間目は、体育館で講演会を行いました。
「見えないって、どういうこと?」という演題で、浜畑ヒロ子さんのお話をお聞きしました。
浜畑さんが会場に入られる前、みんなは目隠しをしました。
見えないということを体感するためでした。
そこに、浜畑さんとガイドヘルパーさんが入ってきました。
浜畑さんは、目隠ししたみんなに様々語りかけました。
「見えない私は、言葉で見ます。」「右とか左とか、上とか下とか、何番目とか、具体的な言葉で教えていただけると分かります。」「すべてが、想像の世界なのです。」「声から表情を読むのです。」・・一つ一つの言葉から、目が見えないということについて考えることができました。
目隠しをした子供たちは、浜畑さんの言葉をしっかりと聞いていました。
多くの保護者・地域の皆さんも参加されました。
浜畑さんの声かけで、目隠しを外しました。実は、会場に入ってきた時には上着を着ていた浜畑さんは、いつも間にか上着を脱いでいました。目隠ししていたみんなは、そのことは全く分かっていませんでした。浜畑さんは、「目が見えないということは、目の前で起きていることが分からないものなのですよ。」と話されました。
お願いしたいこととして、4つの話をされました。
1つ目は、白杖を持った人を街で見かけたら、思い切って声をかけてほしい。「何か手伝うことはありませんか?」
2つ目は、点字ブロックの上に物を置いたり、集まって話さないでほしい。
3つ目は、ハーネスを付けた盲導犬は仕事をしているので、声をかけないでほしい。
4つ目は、自転車で横を通る時は、十分気を付けてほしい。
ということでした。
「目は見えないけれど、音を聞いたり、触ったり、匂いをかいだり、すべての体を使って生きています。」「すばらしい宝物の体を大切にしてください。」という言葉がありました。
浜畑さんは、ほとんどのことは自分一人でするということでした。掃除・洗濯・アイロン・料理・・。そこには、浜畑さんの工夫がありました。しかし、どうしても分からないものもあるということでした。それは、色だそうです。洋服の色を選ぶ工夫として、タグに付けた切れ目があるということでした。
最後に、このようなことを話されました。
「いろいろな人がいます。みんな違いますが、みんな同じこともあります。それは、命のある人間だということ。みんな、生きているということ。お互いに声をかけ合って、ほんのちょっと助け合って、仲良くすることです。人生には、思いもよらないことが起きることがあります。私の場合は、目が見えなくなってしまったということ。そういう時、ほんのちょっとでいいから、考える角度を変えてみてください。必ず、新しいページが見えてきます。何かがあった時、今日のことを思い出してください。よく、浜畑さんは、どうしていつも楽しそうにしているのですか、と聞かれることがあります。私は、不自由ですが、不幸ではありません。今日、みなさんに出会えたことに感謝しています。」
6年生の代表が、お礼の言葉を言いました。
講演会後、保護者・地域のみなさんを交えての意見交換会をしました。
浜畑さんへの質問や講演会の感想等が出ました。
「できないことは助けてもらえばいいんです。」という浜畑さんの言葉が、印象に残りました。
※浜畑さんは、30歳半ばまでは見えていたそうですが、その後病気でまったく見えなくなってしまったそうです。実は、浜畑さんは以前二小学区にお住まいで、お子さんが二小に通っていました。当時の二小のことをよく覚えていらっしゃいました。(40年近く前のことということでした。)子育て中に視力を失う難病になった時の不安と恐怖は本当に大きかったということでした。現在は、料理等ほとんどのことをご自分でなさっているそうです。「希望をもって暮らすことが大切です。工夫と努力をすることです。」「私は、明るいです。決して不幸ではないです。それは、生きているからです。命があるからです。」・・・浜畑さんの一言一言から、私は生きていることのすばらしさを改めて実感しました。
☆今日の給食☆
ご飯・里芋となめこのみそ汁・豚肉のしょうが焼き・いよかん・牛乳