南街・桜ヶ丘地区防災協議会の方々が中心となって、地域住民、保護者、子供たちが参加した防災訓練が行われました。
6時に巨大地震が発生したことを想定して、避難所開設のために、第二小学校の防災委員会のメンバーが学校に集まります。
教員がいないことを想定に、門や通用口を解錠して校内に入ります。
自治会の代表の方々も次々の参集します。
仮本部の開設。分担をして、避難所開設に向けて校内の安全点検に回ります。
各分担場所の点検項目を確認して、リーダーの案内で巡回します。
音楽室。大型の楽器の固定状況を確認。
保健室。備品の状態や危険物の確認。
体育館。壁や照明器具、体育備品の確認。
教室。テレビや書棚の固定の確認。
校舎周り。壁面や校舎裏、非常階段の確認。
本部に集まり、改善すべき状況を報告します。
その後、体育館で地域住民など200名以上を集めての訓練がはじまりました。市長、消防署長のあいさつ。
講演会「地域防災と共助」について、危機管理推進協会の副会長から、様々な災害の経験を通したお話がありました。
まず自分の命を守ること。そして、共助。公的な支援がくるまでは地域の力で!
そのためには、地域の方々と顔を知ったつながりをもつこと!
講演会の後、グループに分かれて体験。避難所開設訓練。
けが人や病人の身体の起こし方の工夫を体験しました。
マンホールトイレ見学。校舎北側にあるマンホールトイレ。
仕組みや使い方を教えてもらいました。
ダンボールトイレ体験。
家庭でダンボールトイレをつくる材料、作り方を教えてもらいました。
展示コーナーには、非常食品や簡易に作れる救命グッズを分かりやすく見せてくれました。
市内の現状、地図上で防災に役立つ情報をまとめてみられる展示コーナー。
関係する機関の方々が工夫をこらして分かりやすい啓発活動をしてくれました。
年1回の防災訓練ですが、12回続いてきました。1つのことを続けることの大切さ、続けてくださる方々への感謝を感じる訓練になりました。